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夏休みに行きたい海外の観光スポットを5つご紹介

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エアーズロック(ウルル)【オーストラリア】

 

 

エアーズロックは通称で、“ウルル”という名前が正式名称だと皆様ご存知でしたでしょうか。

エアーズロックは1873年、イギリスの探検家が探検行の途中で発見し、当時の南オーストラリア植民地首相、ヘンリー・エアーズにちなんで名づけたものです。ちなみに正式名称である“ウルル”とは先住民であるアボリジニの言葉で「偉大な石」という意味をもち、アボリジニたちの聖地としてその名が知られています。

 

これが登れる最後のチャンス!日の出と日の入りの絶景もおすすめ

 

そのエアーズロックが2019年10月26日をもって観光客の登山ができなくなるというニュースは記憶に新しいのではないでしょうか。
エアーズロックに登山することはもう二度とできなくなってしまいますので、是非とも登っていただきたいのですが、私がよりおすすめしたいのがエアーズロックとともに眺める日の出と日の入りです。

日の出の際の太陽の光を浴びて徐々に姿を現すエアーズロック、日の入りの際に太陽の位置によって色が変化していくエアーズロックの両方を楽しむことができます。
世界遺産にも登録された『地球のヘソ』とも言われているこの巨大な一枚岩。その最後の記念に見て、登って、眺めてその姿を収めてみてください。

 

 

 

ウユニ塩湖【ボリビア】

 

 

ウユニとはボリビアの西部にある町の名前です。この町の産業のほとんどが塩と観光。その二つを同時に担っているのが、今回紹介するウユニ塩湖です。

この地はアンデス山脈が隆起した際に、陸地に大量に残された海水がそのままになってしまったことで生まれたと言われています。

 

雨季と乾季で見た目が変わる!とても高い!でも世界で最も平らな場所

 

このウユニ塩湖、なにが見所なのかというと雨季に見られる光景が特に有名。空の景色や上に乗っている人が冠水した水に映り、シンメトリーとなるのです。

この姿は水が蒸発するまでの期間のみ見ることができる幻想的かつ貴重な光景で、景色も人も湖に映されることから“天空の鏡”と言われています。

では、水が蒸発した後つまり乾季がどのような光景なのか。それは、それまで水に隠れていた塩の結晶がむき出しになります。

太陽の光を受けてキラキラ輝く塩の大地の絶景を楽しむことができます。どちらの景色があなたはお好みですか?

とはいえ、ウユニ塩湖に行く際気を付けるべき点がいくつかあります。まず、やはり山なので朝晩の寒暖差が非常に激しいので防寒対策はしっかりと。次に、ウユニ塩湖は富士山と同じくらいの標高に位置するので高山病になる人が多いのだとか、きちんとトレーニングをしてから、またはその専門のような人と一緒に上るのがベストと言えます。

 

 

ゴールデン・ロック(チャイティーヨー・パゴダ)【ミャンマー】

 

 

ミャンマーにあるこの仏塔は小高い丘のような場所にあり、黄金の岩がおよそ3分の1丘から出ている状態を保っています。

伝説によると不確かではありますが、このゴールデン・ロックはブッダの遺髪の上に載せられていたらしいのです。岩は今にも丘を転がり落ちそうな状態を恒久的保っていますが、あたかも重力を否定しているように見えます。この岩を一目見ることで多くの人々に仏教へ帰依するためのインスピレーションを与えていると信じられています。

 

入場できるのは男性だけ!落ちそうで落ちない黄金の岩

 

こんなにも摩訶不思議な仏塔ですが、誰でもその岩の目の前に行って触れられるわけではありません。岩の前に行くことができる条件は、男性であること。女性はこの岩に触ることができません。

これは信仰上の理由があるため女性がいる場合はカップルや家族でこの場へ行き、男性の方に触ってきてもらいましょう。

ちなみにこの岩、もともと金色だったのではなく信者から寄進されたものを貼っているのです。条件があえば信者自らが貼ることも可能ですが、丘からはみだしている岩の裏側などは数年に一度、足場を組んで貼り替えが行われています。

落ちそうで落ちないこの岩を見て、仏教の風を感じてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

ストロックル間欠泉【アイスランド】

 

 

間欠泉とは、一定の周期で水蒸気や熱湯を噴出する温泉のことをさします。アイスランドの間欠泉といえばゲイシール間欠泉が有名ですが、「確実に噴出する瞬間が見たい!」という方にはこちらの方がおすすめ。

ゲイシール間欠泉は高さが60mほどの非常に高い大迫力の温泉水が噴出することもあるそうですが、そのタイミングは1日1回程度で不定期と遭遇できる確率としてはかなり低めのためです。

 

約30mまで噴き上がる温泉水!絶対噴出が見たいならここ!

 

今回紹介するストロックル間欠泉はゲイシール間欠泉と数百メートルの距離に位置する間欠泉で約30mとゲイシールに高さは及ばないものの噴出する頻度は5~10分おき。その噴出する瞬間を間近で見られるのです!

運が良ければゲイシール間欠泉とストロックル間欠泉の両方で噴出が見られるかも…!!?大きい一発を見るか、頻繁に噴射する方を見るか、はたまた両方見ることができるのか。なかなか運を試せる場所にもなっています。

噴出前は綺麗な青い球体になっていて、噴出するその瞬間まで形を変化させていく姿は見ていて飽きることはありません♪

ぜひ大迫力の噴出の瞬間を目に焼き付けてください。

 

 

 

紙の大聖堂【ニュージーランド】

 

 

画像出典元:wikipedia

 

ニュージーランドのクライストチャーチに、日本人が設計した大聖堂があるのを知っていますか?その名前は“紙の大聖堂”。「え?」と思われるかもしれませんが長さ17メートルの紙製パイプを86本使用しテントのように組み合わせることで完成させました。

 

日本人が設計した大聖堂。その名の通り紙で作った“仮設大聖堂”

 

しかし、なぜ“仮設大聖堂”なのか。

2011年2月、ニュージーランド南部地震でクライストチャーチ大聖堂が損傷しました。その大聖堂を仮設したものが紙の大聖堂なのです。この設計を引き受けたのが日本人の坂(ばん)茂さん。

2013年8月に完成したこの仮設大聖堂ですが、「仮設なのだから、もうすぐ崩されてしまうのでは?」と考える方も多いでしょう。もちろん、教会側は大聖堂の再建を検討しているようですが目途がたたないため、10年程度はこの仮設大聖堂が利用される予定となっています。

しっかりとメンテナンスを行えば、それ以上の年月が経っても立ち続けていられるほどの強さを持っています。損傷した大聖堂の面影はそのままに、太陽の光で色とりどりとステンドグラスが輝くニュージーランドの新名所、ぜひ一度堪能してみてください。

 

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